賃貸アパートの初期費用を数万円下げた方法

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引っ越そうと思い賃貸アパートを探していました。

内見した中で気に入った部屋があったので初期費用の見積もりをいただきました。

今回は初期費用の費用削減交渉をした内容をご参考までに載せておきます。

結果的には数万円単位で値引きをしていただいて契約することにしました。

初期費用の見積もり

まずは、初期費用の見積もりは以下の通りでした。

項目 金額
前家賃1ヶ月分 1.0ヶ月分
礼金 0.0ヶ月分
敷金 1.0ヶ月分
仲介手数料 1.1ヶ月分
会員会費 13,200円
鍵交換費用 22,000円
連帯保証料 50,000円
部屋入居前の消毒、抗菌作業 24,200円
火災保険料(2年間) 20,000円
火災消化剤 6,600円

各項目の内容を見ていきます。

・前家賃1ヶ月分

1ヶ月分の家賃の前払いなので問題なし。

・礼金

0ヶ月分で0円のため問題なし。

・敷金

1ヶ月分で退去時の清掃などに使われ、残れば戻ってくるので問題なし。

・仲介手数料

仲介手数料が1.1ヶ月分!?

他社だと0.55ヶ月分が多い中、1.1ヶ月分。

こちらは問題ありなので交渉へ。

・会員会費

この会社の会費がある模様。

内容を簡単に見ると24時間サービスとかが付いてくるみたい。

不要なので交渉へ。

・鍵交換費用

鍵は交換してもらいたいので必要。

自身で手配をして鍵交換するのもいいけれど、他の金額で交渉するからここはいいかなと問題なし。

・連帯保証料

連帯保証人ではなく、保険会社に入ることが賃貸条件の一つになっているのでここは問題なし。

・部屋入居前の消毒、抗菌作業

入居前の消毒、抗菌作業なので不要として交渉へ。

・火災保険料(2年間)

火災保険は必ず加入しないとならないけれど、自身で手配した方が金額を抑えられるので交渉へ。

・火災消化剤

不要なので交渉へ。

初期費用で交渉した項目

あとでトラブルになるのを避けるためにメールで交渉しました。

交渉の際にはメール本文にすべてOKであれば即入居申し込みをするという会社側へのメリットも提示しました。

・仲介手数料

ネットで調べてみると宅地建物取引業法によれば、貸主と借主から受け取る仲介手数料が合計1.1ヶ月分を超えてはならないとされている。

なので、借主(私)からのみ仲介手数料を取っていれば1.1ヶ月分でも問題はないが、貸主からも取っていれば問題があるので0.55ヶ月分にならないか交渉しました。

・会員会費

24時間サービスなどは不要なので初期費用から除いてもらえないか交渉しました。

・部屋入居前の消毒、抗菌作業

入居前に自身で掃除をするので不要として交渉しました。

・火災保険料(2年間)

自身で別の火災保険に加入するので交渉しました。

・火災消化剤

不要なので交渉しました。

交渉した結果

交渉した結果がメールで返ってきました。

・仲介手数料

1.1ヶ月分から0.55ヶ月分になりました。

・火災保険料(2年間)

別途火災保険に入る条件で0円になりました。

・部屋入居前の消毒、抗菌作業、火災消化剤

不要なので0円になりました。

・会員会費

こちらは、入会が賃貸条件になってしまっているので、外すことはできないとのことでした。

第一希望の部屋だったので会員会費に関しては仕方ないと理解しました。

結果的に50,800円+家賃0.55ヶ月分の費用削減をすることができました。

これだけ削減できれば安価な洗濯機、冷蔵庫が買えますからね。

かなり大きい削減です。

火災保険の候補

火災保険は別途加入しないとならないので、ネットを検索して以下の候補から選びました。

サイトでクイック見積が出来るので費用と補償を比べて決めてください。

私は家財保険金額、借家人賠償責任、個人賠償責任の補償を比較して年間6,000円の保険料に申し込みました。

補償を落とせば年間の保険料も下げられたのですが、数千円で補償額に差があったので6,000円の保険を選択しました。

仲介会社から提示された火災保険料は2年間で20,000円だったので申し込みをした2年間12,000円と比べると約8,000円費用削減ができました。

https://www.zurichssi.co.jp/kazai1/

https://direct.nisshinfire.co.jp/oheya/

https://www.zenrosai.coop/kyousai/kasai/

フリーレント

初期費用削減の交渉と同時に交渉したので載せておきます。

私の場合月の途中から入居しようとしていたので、日割りの家賃が発生しました。

なので、初期費用の削減と一緒にメール内で月の途中に入居した時の家賃はフリーレント(無償)にしてもらえないかと交渉しました。

こちらも、仲介業者から大家さんに確認していただき承諾していただけました。

まとめ

費用削減の交渉をする場合のポイントは以下になります。

賃貸の初期費用におかしな項目がないか、費用削減できる項目がないかを確認する。

今回の部屋は他の会社で管理していなかったのでできませんでしたが、複数の賃貸会社から見積もりを取る。

初期費用の費用削減交渉をするときにはただ「値下げをして」ではなくて、理由を付けて交渉する。

家賃は値下げしにくいのでフリーレントができないか確認してみる。

ただ交渉するだけではなく、交渉内容が通ったら申し込みをするという意思を伝える。

参考にさせていただいた動画の内の1つ

 

その他

部屋を決めてから見つけたのですが、礼金、仲介手数料なしのUR賃貸住宅(独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理する賃貸住宅)というサービスもあります。

こちらは、私は詳しく調べていないので、借りる前に前情報を調べた方がいいと思います。

UR賃貸住宅
https://www.ur-net.go.jp/chintai/



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