仕事をするときには当たり前のように納期、締め切りから逆算をして予定を立てています。
人はいつか寿命で亡くなる。
当たり前のことだし、自分のことなのに日常生活で亡くなる日があることを意識していませんでした。
そこで、自分自身の寿命を意識するために残りの人生の時間をいくつかの条件で計算しました。
平均寿命をもとにした残りの時間
まずは一番簡単に平均寿命から現在の年齢を引きます。
条件
現在の年齢が42歳で82歳まで生きるとします。
82歳という数字は厚生労働省が発行している「平成30年簡易生命表」より参考にしました。
「平成30年簡易生命表」によると平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳となっております。
計算結果
日数にすると14,600日(うるう年は考慮しない)。
時間にすると350,400時間。
分にすると21,024,000分。
秒にすると1,261,440,000秒。
仕事と睡眠を考慮した自由な時間
ただ、平均寿命から現在の年齢を引いた結果の時間が全部使えるわけではないです。
思い浮かべるだけで仕事と睡眠時間も引かないと自由に使える残り時間が見えてきません。
仕事と睡眠時間を考慮して残っている時間を計算してみます。
条件
60歳までは1日8時間の仕事を続ける。
1日7時間は睡眠する。
仕事と睡眠に使用する時間を計算します。
仕事分:8時間/日×260日/年×(60歳-42歳)=37,440時間
睡眠分:7時間/日×365日/年×(82歳-42歳)=102,200時間
計算結果
仕事と睡眠の時間を差し引いた結果が以下になります。
年数にすると約24年。
日数にすると約8,782日(うるう年は考慮しない)。
時間にすると210,760時間。
分にすると12,645,600分。
秒にすると758,736,000秒。
健康寿命を考慮した残りの時間
ここでもう1つ条件を加えます。
寿命とは亡くなるときの年齢です。
では、健康である年齢はいつまででしょうか。
そこで健康寿命も考慮してみます。
健康寿命とは以下のように定義されています。
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
平均健康寿命を調べてみると農林水産省が発行している「健康寿命の延伸に関する状況」が見つかりました。
「健康寿命の延伸に関する状況」によると平成28年の健康寿命は男性が72.14歳、女性が74.79歳となっております。
条件
健康寿命を73歳としたときに残っている時間を求めてみます。
すでに睡眠時間分の7時間は引いているので1日17時間で計算します。
17時間×365日×(寿命82歳-健康寿命73歳)=55,845時間
この55,845時間は日常生活に制限が発生する可能性がある時間になります。
計算結果
55,845時間を引いた数値が以下になります。
年数にすると約18年。
日数にすると約6,455日(うるう年は考慮しない)。
時間にすると154,915時間。
分にすると9,294,900分。
秒にすると557,694,000秒。
寿命がいくつになるかわかりませんが平均寿命である82歳まで生きれるとすると日常生活に支障がなく暮らせるのは約18年。
日数で約6,455日になるであろうことがわかりました。
この時点ではまだ意外と時間があるなという印象です。
おそらく、私にとって少し未来過ぎて想像ができないのだと思います。
50歳と60歳までの残りの自由な時間
そこで50歳、60歳までの自由な時間はどのくらいかも計算してみました。
計算結果
50歳
年数にすると5年。
日数にすると1,825日(うるう年は考慮しない)。
時間にすると43,800時間。
分にすると2,628,000分。
秒にすると157,680,000秒。
60歳
年数にすると約11.3年。
日数にすると約4,107日(うるう年は考慮しない)。
時間にすると98,550時間。
分にすると5,913,000分。
秒にすると354,780,000秒。
計算をしてみた感想
計算をしてみた結果、寿命まで生きる場合の残り時間はまだ結構あるなという印象でした。
しかし、50歳、60歳までの自由である時間が意外と少ないなと感じました。
仕事は残業があったり、通勤時間を含めると自由な時間はもっと減ってくると思われます。
また、上記の計算は食事、お風呂などの日常生活にとって欠かせない時間を考慮していないので、実際にはもっと自由時間が減ります。
今年の初めにYouTubeなどを目的をもたずにずっと見ることを減らすと言っていましたがなかなか改善しておりません。
今回、残りの時間を出してみたのでもう少し時間の使い方を見直したいと思います。
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